ジャニーズJr.年齢制限について
ジャニーズ事務所は16日、ジャニーズJr.の制度を改定すると発表。
一定の年齢制限を設ける
満22歳到達後の最初の3月31日までに、その後の活動継続について事務所と合意に至らない場合、同日をもって同事務所での活動は終了になる。
22歳とは、一般的に大学を卒業して就職・進路を決定する時期にあたる。
今回の、「年齢制限」の22歳はそこから出てきた年齢なのだろう。
新制度は2023年3月31日から適用。
ジャニーズは、今回の年齢制限は「Jr.はアイドル・タレントとしてデビューを目指すことが大前提という基本に改めて立ち返ると同時に、個人の適切な進路決定の確保」(ジャニーズ事務所より)を目的とした。
また、事務所と合意に至った場合は、22歳以降もジャニーズJr.として活動を続けることが可能としている。
現在デビューしているのは91人。Jrは11組とグループ未所属メンバーを含め東西総勢で約200人が在籍している。
最年長は、江田剛さんで33歳。
「適用開始日に22歳以上のメンバーが所属するグループ及び一部の個人につきましては、すでにジャニーズJr.としての活動継続について弊社と合意させていただいております」としている。(ジャニーズ事務所より)
普通ジャニーズの場合「ジャニーズJr.→デビュー」の流れとなるので、単純計算では291人の内デビューできたのは91人。
ジャニーズJr.からデビューできる確率は3分の1。
ジャニーズJr.をやめていく人もいるだろうからもっと狭き門だ。
グループでのデビューが前提とすると、毎年たくさんのグループがデビューできるとは考えづらい。
ジャニーズの戦略は大当たりしたが、今後もこのような戦略でいけるのか? というと難しいのではないかと考える。
なぜなら、1つのグループを売り出すためには相当なエネルギーを使う。
巨大なジャニーズといえども限界がある。
一つ一つのグループへ、目が行き届かなくなり「風紀の乱れ」も心配される。
テレビにしても、ジャニーズ枠はそれほど多いわけではない。
また、毎年たくさんのグループがデビューすれば「人気の分散化」ともなり既存のグループへの影響もあるだろう。
これらの事情をかんがみると、今回のジャニーズJr.の「年齢制限」は遅すぎるくらいなのかもしれない。
ちなみに、デビューしてもアイドルとしての「これから」を考えるタイミングがあってもいいのではないかと思う。
50歳とかになるとさすがに「ジャニーズ」として「アイドル」としてやっていくのは厳しいだろう。
少年隊をみているとその様に感じる。
ジャニーズJr.に年齢制限をするのなら、デビューした後の年齢制限も必要なのではないだろうか。
もちろん「最終的には本人が決めること」という前提での話だが…
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